司祭メッセージ
教会案内
ミサと講座
教会の聖人と沿革
今月のお知らせ
資料室
アクセス
行事写真(教会員専用)
サイトについてリンク
『ロザリオの月 マリアさん、いつもありがとう!』
ラファエル 松本武三 神父
 10月はロザリオの月。ミサの前にロザリオの祈りを捧げていますが、マリアさん、喜んでおられるかな。
聖マリアの連祷に、「信心のすぐれた器、われらのために祈り給え」と言う祈りがあります。 信心の最も深い 模範マリアさん、そのマリアさんに倣えますようにとの祈りなのですね。

 甲子園教会の玄関のあの大理石の「ピエタ」。十字架から下ろされたわが子イエスの亡骸を抱く母マリア。
どうしてピエタなの。それは、わが命よりも大切なイエスが死んでも、なお神の配慮に信頼するマリアの信仰の 敬虔な姿から、ピエタと呼ばれるようになったのですね。

 あのピエタは、旧約のアブラハムが、わが子イサクを捧げる時の心。
神はアブラハムに言います。「あなたは神を畏れる者であることが、今、分かった」。そしてイサクは助かりま す。
アブラハムは、神への畏敬の心で、その場所を、主は備えてくださる(ヤーウエ・イルエ)と名付けました。
 聖マリアは、わが子イエスが死んでしまったのに、なお、ヤーウエ・イルエ(主は備えてくださる)と、神の 導きに、委ねられた信仰の方なのですね。

 ロザリオの月は、その母マリアの信仰に倣えるように、私たちを招いてくださっているのです。
皆さん、信心のすぐれた器、マリアさんに倣えるように、聖堂に集い、心合わせて祈りましょう。
フランス・ルルドのお土産やで。
甲子園に来た時、司祭館に、転がっていた。
(マイ・スケッチ聖母子像)