『復活の恵み　感謝　アレルヤ！』

ラファエル　松本武三 神父

ご復活の恵み、桜の花が咲き誇り、喜び祝ってくれている。ありがとう。アレルヤ！
イエスさま、ありがとう。　あなたの清らかな澄みきった心、温かな愛の眼差し、御業は、汚れた 私に代わって、丸裸にされ、唾をはかれ、十字架に架けられ、死んでくださった。

　四旬節の主日のミサの前、｢十字架の道行き｣の祈りを捧げましたが、ややもすれば、口先だけの 祈りに終ってしまいます。でも、｢第四留　イエス、母マリアに出会う｣の母マリアさんに倣って、 困難を忍び、新しいあなたの恵み、愛の世界に向って歩めますように。
　また、｢第五留　イエス、クレネのシモンの助けを受ける｣で、力尽き果てたイエスに代わって、 十字架を担わされ、イエスと一緒に、群集のあざけりの的になりながら歩んだクレネのシモンの ように、日々の困難を、あなたに委ね、喜んで生きれますように。
　そして、｢第六留　イエス、ベロニカより布を受け取る｣の汗にまみれ、苦痛にゆがむイエスに、 進み出て、布を渡したベロニカのように、人の思惑を気にしないで、出来ることを捧げる、愛の心が 深まりますように。

　困難、苦しみは、喜びの門、感謝の芽。
皆さん、弱い私たちです。助け合って、祈り合って歩みましょう。ご復活、おめでとう。アレルヤ！